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【仕事の悩み】ワーママの復職。無事に職は決まったが、職場が合わない。試用期間中に辞めるべき? - 専門家が回答!みんなのオープンカウンセリング室

【仕事の悩み】ワーママの復職。無事に職は決まったが、職場が合わない。試用期間中に辞めるべき?

■編集部より:
専門家への相談。どんなことを相談できて、どんなアドバイスがもらえるのか興味ありますよね!この『みんなのオープン相談室』コーナーでは、事例として読者から寄せられた具体的な相談に対し、専門家の回答を見ることができます。あなたに合った相談相手探しの参考にしてください。(相談内容は本人の許可を得て掲載しています)

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【今回の相談者】
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●相談者:森田カオリさん(仮名)
●仕事:医療系の専門職(33歳)

●状況と相談内容:
出産タイミングで退職。子どもが3歳になり、この4月から保育園に預けて働きだしました。
復職活動では、育児との両立を優先させ、時短勤務で2つの病院から内定を頂き、給与条件のよい病院のほうを選び、働きだしたのですが、入社してみると自分以外にワーママはおらず、育児との両立の理解も得られにくい。
ワーママ歓迎の雰囲気が強かった、もう1つの病院を選ぶべきだったのか?
辞めるなら、3か月の試用期間中に辞めたほうが職場に迷惑がかからないのでは?
と悩んでいます。
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※実際の相談は、匿名OKですのでニックネームで相談を行えます。
●テーマ: 仕事・キャリア
●掲載日: 2013/05/06
●keyword: 仕事,相談,ワーキングマザー,復職,試用期間中,退職,悩み,仕事と育児の両立

回答

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    回答日:2013年5月1日
    「試用期間中に決めなくては、と焦る必要はないですよ!」

    子どもを抱えながらのママの就職活動で、2か所から内定が出ていたのは、恵まれていますよ!一度退職してブランクの後の就職活動は、一般的には苦戦します。カオリさんの場合は、時短勤務の要望も受け入れられていますし、専門職として実績を評価されたのでしょう。

    ●保育園の3年間だけ!と割り切るのもあり

    時短で子育てと両立しつつ、社内の風当たりが強いということですが、今回の復職の目的が家計のサポートということであれば、収入面を優先させて、子どもが保育園の3年間だけだと割り切って頑張るのも手です。保育園は長時間預かってくれるので、母親は仕事ができますが、お子様が小学校にあがると、今度は学童保育に入れる必要があり、そこまでして働き続けるかの判断が必要になりますので。

    ●社内の風当たりはどの程度?

    新しい職場でカオリさん以外にワーキングマザーがいないのは、たしかに大変ですね。社内の風当たりが、“嫌がらせ”など心身ともに辛いレベルならば、早めに職場を変える必要があるかもしれません。でももし、多少の気兼ねくらいであれば、たいていのワーキングマザーが経験すること。職場にワーキングマザーが他にもいれば、同じ体験をしているので理解してくれることも多いですが、一方で「私もなんとか両立しているし、なんとかなるでしょ?」と要求ハードルが上がる場合も。ワーキングマザーではない同僚のほうが気をつかってくれるという声もあるようです。
    「保育園はお迎えの時間が厳しい!」とか「子どもは病気になりやすい」などの大変さを、じわじわアピールして理解してもらうようにしていきましょう。

    ●試用期間中に辞めるべきかどうか

    「もし辞めるなら、使用期間中に辞めたほうが職場に迷惑がかからないのでは…」とのことですが、それは違いますよ! 人事の観点では、「試用期間」を設けているのは正社員を採用するにあたっての企業側のリスクヘッジのため。採用した後で、万一、問題のある人だと判明した場合に、企業側からお断りできるようにするためです。基本は、採用した時点でずっと働いてもらいたいと思っています。ですから、「職場が合わなければ試用期間中に辞めれば迷惑がかからない」というものではないのです。

    また、試用期間中に辞めると、次の転職活動では必ず理由を問われます。試用期間であっても、履歴書には1社として記載しなくてはいけません。仮に履歴書には記載しなかったとしても社会保険の記録で判明しますから、最悪、経歴詐称で採用取消になることも。試用期間中に辞めても、履歴書には残るケースもあることにご注意です!

    以上のことから、現職を続けるか辞めるかの判断は、試用期間中に決めなくてはと焦る必要はないんです。

    ●面接で確認すべきだったこと

    自分以外にワーキングマザーはいるのか、育児との両立をしていた事例はあるのか、などの質問は、面接の時に聞いても問題ないですよ。今回は、直接の応募だったので色々と質問しにくかったかもしれませんね。もし今後、再び転職活動をするようであれば、転職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。あなたからの質問だとわからない形で、担当エージェントが募集先の企業に詳しく質問して教えてくれるメリットがあります。

    最後に、ワーキングマザーの復職は、最初の1年はとにかく頭を下げ続ける、と思ってください。周囲への感謝の気持ちを忘れずに頑張れば大丈夫です!困ったらいつでもご相談くださいね。
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    回答日:2013年5月9日
    「状況を分解し、客観視することで、ご自身の価値観が明確に」

    はじめに、子育てをしながらの再就職において、2か所から内定が出ているのはすごいことですよ。自信をもってくださいね。

    ●まずは状況整理を

    いろいろとお悩みがありそうなので、まずは状況を整理してみてはいかがでしょう。

    表をつくって「自分にできること/できないこと」を書き出してみましょう。例えば、“自分ができること”としては「決断すれば、内定が出ていたもう一社に変更できる」「子育てとの両立の状況を、職場の人に伝えるのはできる」「職場以外にもワーキングマザーのネットワークを探すのはできる」などが挙げられそうです。書き出してみると、状況改善のためにできることが見えてくるはずです。

    次に、“自分にできないこと”としては「職場内にワーキングマザーを増やすこと」など。社内に要望を出すことで、出社時間を遅らせるとか、在宅ワークの日をつくれるとしたら、それも“自分でできること”の欄に。現在は1時間以上かけて通勤しているとのことですので、通勤時間の融通ができれば、育児と仕事の両立の負担は軽減されるかもしれません。

    そしてもしも、あなたがどうしても譲れない事項が“できないこと”の欄にあるなら、職場を変えるという選択肢も必要かもしれません。

    ●今の職場を続けるべき?

    「今の職場で続けるか」という迷いについては、メリットとデメリットを表に書き出し、それぞれの項目を重みづけしながら5点満点で点数化してみてください。そして合計点を比較。このように書き出して状況を分解し、客観視することで、ご自身の価値観が明確になり、総合的な判断がしやすくなります。

    ●試用期間中に辞めるかどうかを決めたいなら

    試用期間中に辞めるべきかどうか。こちらについても、メリットとデメリットを表にしてみてください。試用期間中に辞めた場合のデメリットとして、例えば採用時の契約条件がどうなっていたのかなどの確認が必要になるかもしれません。

    ●ワーキングマザーにお勧めしたいこと

    今の職場にワーキングマザーが他にいらっしゃらなくても、外部のワーキングマザーのネットワークを利用することをお勧めします。リアルのコミュニティに参加という方法でもいいですし、SNSなどでも情報交換が可能ですよ。

    育児をしながらの復職。体力的にも精神的にも大変なことが多く、なんとなく感傷的になってしまいがちですね。でも、状況を分解・層別し、客観的に整理することで、自分にできる・すべきことが見えてきます。子供が10歳になれば子育ては一段落。将来の姿を描きつつ、現状を徐々に改善しながら、大変な時期を乗り越えてほしいと思います。
    応援しています!